専門の薬剤を使用し、歯を白くすることをホワイトニングといいます。
歯を削ったり抜いたりはしないので他の方法に比べて歯に対するリスクが少ないのが特徴です。
方法は簡単で、ジェル状のホワイトニング材を専用のマウスピースに入れて、お口の中に入れます。
これを薬剤が無くなるまくりかえすだけです。
ホワイトニング材の主成分は、消毒剤(オキシドール)として使われている過酸化水素水でホワイトニング後は、水と酸素に分解されるので、副作用の心配はありません。
ほとんどの方は可能ですが、アレルギーのある方、妊娠中や授乳中の方など適さない場合、また人によっては、効果の期待が出来ない場合があります。そしてエナメル質に亀裂がある場合など、その治療を優先する場合もあります。
その効果は、人により個人差があります。
どの歯をどれくらい白くしたいのか、希望を担当医にご相談下さい。
回数や期間は歯の状態や希望される白さの程度によって、またホワイトニング後の効果によっても個人差があります。
人によって効果が薄く、どうしても白い歯を望まれるときは、セラミックをかぶせるか、表面にはりつけるかなど、他の方法を取る場合があります。
費用については、現在保険適用外の自由診療扱いとなります。
治療費は、歯の状態や変色原因、希望の白さ、白くする歯の本数などにより違ってきますので、担当医とご相談の上、決定してください。
ホワイトニング後、人によって知覚過敏の出ることがあります。
でも一過性のものでほとんどの場合はすぐにおさまります。施術後、約48時間は、その効果が持続しているので、着色の恐れのある飲食物(タバコ、コーヒー、赤ワイン、カレーなど)は控えてください。
個人差はありますが、元に戻る可能性もあります。