上顎洞粘膜を挙上し、骨補填材(骨を作る能力のある材料)をPRP(多血小板血しょう)とともに使用し、そこに長さ13mm1本と10mm2本を埋入しました。
他院でインプラントは無理といわれたらしいです。
静脈内鎮静法と笑気吸入鎮静法を併用した手術でした。
他院で何度も入れ歯を造り治したが結局満足した入れ歯ができなかったそうです。
下顎前歯部にミニインプラントを4本挿入して、安定したそう入れ歯を作ることができ、患者さんも大変大喜びしていただきました。
右下と左下とそれぞれ3本ずつ埋入し、さらに、左上にも3本埋入しました。
左上の骨は幅がたいへん薄くそのままでは埋入できないので、スプリットクレスト(骨幅を広げる手術)を行い、骨補填材とPRPを用いました。
大変苦労した症例でした。
上顎総義歯の調子がよくなりそうということで、インプラントを希望して来院されました。
手術当日たいへん緊張されていたので、患者さんの同意の上、静脈内鎮静法を用いての手術でした。
患者さんはリラックスされていたので、私としては大変楽な症例でした。
下顎の顎提が凹凸不整で埋入位置、埋入角度に苦労した症例でした。
狭心症ため他院でインプラント手術を拒否された患者さんなので、全身管理の下で行なわれた手術でした。