術後のオルソ写真です。
さらに、後ろに径3,75x13mmのインプラントを1本埋入し、(通常のソケットリフト)手術を終了しました。
比較的簡単な手術なので、患者さんには大変喜んで頂きました。
これは、当院の症例です。
この4本のうち、1本だけインプラントですが、わかりますか?
答えは、左から2本目だけがインプラントです。
保存不可能な歯を抜いて、同時にインプラントを埋入する計画を立てました。
しかし、下歯槽神経がかなり近くに存在するため、このままドリリングすると神経を切断する危険があるため、神経を避けて埋入する、下歯槽神経回避術を施行しました。
抜歯直後のCT画像です。
抜歯した穴のすぐ真下に神経が存在していることがわかると思います。
少しドリリングした後、試適用ガイドを入れて、CTを撮りドリリング方向が、適切かどうか、確認します。
もし、方向が良くなければ、このとき修正し、予定の深さまでドリリングします。